ブムタンのナムケ・ニンポ・ラカンで
2010年 07月 23日
中央ブータンのブムタンのジャカールという街の丘の上にナムケ・ニンポ・ラカンと呼ばれている寺院があります。正式名はロダク・カチュン・ダツァン。
ニンマ派の僧侶学校を併設している寺院でです。ニンマ派はチベット仏教最古の宗派で中央ブータンより東のブータンで信仰されています。
ジャカールの街のビューポイントとしてもお薦めしている観光スポットです。多くの僧侶が修行していて、朝と夕のお勤めの様子も見学させてくれるため、ブータンでお経に触れたいゲストの方には夕方に案内したりもしています。
先日この寺院に行かれたゲストの方は僧侶達が問答をしている光景を目にしたそうです。問答とは二人で組になって、目の前の人に手をたたきながら問いを出し、出されたほうは手をたたきながら問いに答えるという仏教の勉強の一つの手法です。
私は実はブータンではまだ目にしたことがありません。以前にチベットのラサにあるセラ寺で問答を見学したのを思い出し懐かしくなりました。セラ寺で見た光景より広々とした所でのんびりしている感じがするのがブータンらしいなと。