ブータンにはパツァという竹にも似た食べ物があります。豚肉と煮たり、スープで食べたりします。
シェムガン、モンガルなどの暖かい地方の崖に生えているそうです。外の皮をどんどん剥いて、中心の柔らかいところだけを食べます。灰汁がありほろ苦い味です。ブータンの伝統的な料理ですが、下ごしらえが大変なせいかレストランでは見かけたことがありません。興味がある方はリクエストしていただければ、民家での食事でなら食べていただけます。
そして、さらに周りにも皮があり、その部分は”バンチュ”という竹のかごの材料にもなります。