デワチェン・ホテル
2009年 12月 03日
ブータンは外国人の旅行者に対して公定料金制度を取っており、ブータンの旅行会社が決まった旅行代金の中からホテルを決めていることもあり、ホテルに対してなかなか差別化ができない状況が続いていました。しかし、ここ近年で外資系の高級ホテルなどができたこともあり、いろいろなタイプのホテルができてきました。
このデワチェンはブータン資本のホテルですが、その先駆けのホテルです。それもティンプーでなくてフォブジカという素朴な谷にあるのです。
電柱も電線もない谷にあり、夕刻から夜の9時ぐらいまでしか電気はありません。ベッドにはヤタ織りのベッドカバーが掛けてあり、外観はブータンの寺院のようでもあります。不便に感じる点はあるかと思いますが、ブータンを感じるのにはとても良いホテルです。スタンダードホテルよりは少しだけ追加料金が必要となりますが、その価値は十分にあります。
オグロヅルの飛来している時もそうでない時にも是非フォブジカ谷に行ってみてください。