子供の夏休みに旦那の故郷の東ブータンに行って来ました。
旦那は他人から”どこの出身?”と聞かれると、”タシガン(県)のビィドゥン(村)”と応えます。しかし、彼(彼の兄弟含み)はビィドゥンにもタシガンにも住んだことはありません。お母さんの出身地でお母さんは結婚するまで住んでいました。ブータンの人は親の出身地、時には更に自分達の祖先の地を自分の故郷と呼ぶことがあります。
今回は数年前に田舎に引き上げた彼のおじさん、おばさんの家を訪れるのが一番の目的でした。彼らの家は旦那の故郷の近くのランジュンにあります。西ブータンから東ブータンは延々と山道です。峠もいくつも越えました。最後は未舗装のダートの道をえっちらこっちらと走りました。そして家まで後10分ぐらいの所で車もギブアップして、5歳の息子は家の手前の坂道で転がり落ちて到着。
日本の田舎の方と似た風景ということもあるのでしょうか、自分のふるさとに行ったような気持ちでした。
そしておじさんとおばさんがとても喜んでくれたので嬉しかったです。家では東の方言で話している息子は自分の故郷をタシガンと思うのでしょうか、住んでいるティンプーと思うのでしょうか?
ずっと行きたかった東ブータン、行ってみてやっぱり良かった東ブータンについてもこれから少しずつ紹介していきますね。