パロのツェチュは終わりました
2010年 03月 31日
確か最終日は私も家族と”トンドル”(大仏画)を拝みに行く筈だったのですが・・・そんな計画は自然消滅してしまいました。
昨日はティンプーではこの時期には珍しく早朝から雨が降りました。パロは雨が降っていなければ良いなと思っていたのですが、ニュースを見た限りではトンドル御開帳の時間には雨が降っていなかったようです。そして5代目王様もパロ・ツェチュを楽しまれたようです。
”トンドル”とは絹の刺繍とアップリケで仕上げられた大仏画です。パロの”トンドル”はブータン最大で高さ30mぐらいあります。パロの”トンドル”にはグル・リンポチェ(チベット仏教の中では第2のブッダとも言われる高僧)が中心に描かれ、他に2人のお妃、グル・リンポチェの変化した8つの姿、高僧の姿などが描かれています。
”トンドル”を拝むだけで解脱する、と言われていて、人々はトンドルの裾を額につけて、グル・リンポチェのご加護と、家族の無病息災を祈願します。