ドゥク派(ブータン)の勝利の城、ドゥゲ・ゾン
2010年 06月 11日
パロの郊外に建つ廃墟となっているゾン・”ドゥゲ・ゾン”。ドゥゲ・ゾンは1647年にチベット軍との戦いの勝利を祝い、次の侵攻に備えるために建てられたゾンです。そして5年も経たない内に火事で焼けてしまい、今も尚、廃墟のまま残されています。
私はドゥゲ・ゾンに行くとアニメの巨匠・宮崎駿の『天空の城・ラピュタ』とか『風の谷のナウシカ』の世界にいるかのように感じます。何となく時が止まったように感じる場所です。
ドゥゲ・ゾンの敷地の奥にある朽ち果てた壁の一部に建つと、晴れていればブータンで2番目に高い山・ジョモラリも見えます。そして下を見ると美しい田園風景が見えます。そこに立って、是非ブータンの風を感じてみてください。
世界的に有名なリゾート・ホテルのアマンコラ・パロからはドゥゲ・ゾン、そして晴れていればその奥にジョモラリが見えます。時間があればアマンコラでおいしいコーヒー、紅茶と焼き菓子でティータイムというのも良いですよ。プレイヤーフラッグスツアーズまでお問い合わせください。