日本人男性に勲章授与
2014年 02月 05日
ブータン東部・モンガルでブータンのためにと10年以上も果物や野菜の栽培の普及に取り組んでいる日本人の男性、冨安裕一さんという方がいます。
今月の3日に地元の農家の所得向上に貢献したとして勲章を授与されたそうです。首都から車で2日間掛かるモンガルの畑まで国王自ら訪れ勲章を授与されたそうです。
私もブータンに住む日本人の方から冨安さんの柿と梨とアボガドをいただいたことがありますが、通常ブータンで食べられる果物よりも美味しくて、手を掛けているのだなという味わいでした。
少し前まで自給自足に近い生活を送ることができていたブータンですが、もうそれでは満足できない生活に移っています。価値のある農産物を作ることで農家の収入が向上して、これからも小さな農業国でいられると良いなと思います。
JICA(国際協力機構)などを通じて日本の智慧を伝授しているプロジェクトがブータンにはたくさんあります。そしてブータンでも生きている日本の智慧がたくさんあるように感じます。日本人として嬉しいことです。